用語集

スリッター

スリッターとは、ロール状に巻かれたフイルムや紙、金属箔などの素材を引き出しながら、指定された幅に合わせて連続的に切り分け、再びロール状に巻き取る機械のことです。この装置は、製造過程で広幅に作られた素材を、その後の加工や製品の規格に適したサイズへ精密に裁断する役割を担っています。単に切るだけでなく、巻き取る際の張力を均一に保つ高度な制御技術が求められ、食品パッケージから電子部品に至るまで、私たちの身の回りにある多くの製品を作る上で欠かせない重要な工程です。

弊社は光学用フィルムや車載向けなど極めて高い品質が求められる受託加工を数多く手がけておりますが、スリッター工程での裁断・巻取り精度は、その後の二次加工の成否を分ける決定的な要素です。
例えば、裁断面に微細なバリや端面の乱れが生じると、次工程でのコーティングや印刷時に膜厚の不均一や気泡の混入を招き、製品の歩留まりを著しく低下させます。また、巻取り時の張力制御が不十分で巻きズレやシワが発生したロールは、自動ラインでの搬送時に蛇行や破断を引き起こし、お客様の生産設備を停止させる大きなリスクとなります。
弊社ではクリーンルーム環境下で高精度なスリット加工を行うことで、経時変化によるフィルムの変形を抑え、二次加工機からスムーズに引き出せる理想的な巻き姿を実現しております。この一貫した品質管理こそが、お客様の加工現場における生産性向上と、最終製品の信頼性を支える弊社の強みです。

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