用語集

残留応力

残留応力とは、物体に外力や熱を加えたり、加工(切断、圧延、射出成形など)を行った後に、その外力を取り除いたとしても物体の内部にひずみが生じ、そのひずみが解消されないまま応力として蓄積される現象です。発生原因は、製造過程で生じる不均一な温度変化や体積変化(収縮・膨張)、または塑性変形などによって発生します。物体全体としては力の平衡が保たれていますが、内部には引張残留応力と圧縮残留応力が釣り合った状態で存在します。

フィルム製品、特に高機能フィルムや精密部品に使用されるフィルムでは、この残留応力が製品の反り(変形)、寸法不安定性、クラック(ひび割れ)、そして耐久性に悪影響を及ぼすことがあります。そのため、フィルム製造においては、製造条件の最適化やアニール処理(熱処理)といった工程により、この残留応力を低減または除去することが、製品の安定した性能と長期的な信頼性を確保するために重要な課題となります。弊社では、製品毎の最適な製造条件により残留応力を極限まで低減。反りや変形の少ない高安定性フィルムを提供します。

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